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「一緒に勉強しよう」で、人生が少し変わることがある。

15 時間前
読了時間: 4分

■ 「一緒に勉強しよう」で、人生が少し変わることがある。


「今度、一緒に勉強しよ。」


高校生なら、一度くらい言ったことがあると思います。


その約束をしたときは、


「今度こそ、ちゃんと勉強しような。」


「うん。マジでやろう。」


と、かなり本気です。


ところが当日。


午後3時、集合。


「……腹減ってない?」


「ちょっと減ってる。」


「先にコンビニ行かん?」


こうして、


勉強会は、コンビニから始まります。


まあ、これくらいなら問題ありません。


飲み物は必要です。


お菓子も必要です。


高校生の勉強には、


なぜか準備がたくさん必要です。



■ ようやく勉強開始


コンビニから戻る。


席につく。


筆箱、ノート、問題集。


飲み物とお菓子。


「よし。」


ここまで来れば完璧です。


「何からやる?」


「数学。」


「俺、英語やるわ。」


ここまでは、


一応、勉強会です。



■ そして最初の5分


「なあ、この問題分かる?」


「……分からん。」


「お前も分からんのかい。」


そんなやり取りをしながら、


なんとなく問題を解いていく。


一人でやるより、


ちょっと楽しい。


分からない問題も、


友達となら「分からん」と言いやすい。


そして、


ここから二つの道に分かれます。



■ 道① なぜか雑談になる


「そういや昨日の○○見た?」


そこから先生の話。


部活の話。


文化祭の話。


昨日のLINEの話。


気がつけば、


数学の問題集を開いたまま、


数学とは一切関係のない話をしている。


問題集だけが、


「そろそろ俺の出番ない?」


という顔をしています。



■ 道② なぜか本気になる


ところが、


全員がそうなるわけではありません。


「この問題、どうやった?」


「こう。」


「なんで?」


「この条件使うから。」


そこから、


「じゃあ、この場合は?」


と話が続いていく。


すると、


いつの間にか、


一つの問題について真剣に考えている。


これが、


友達と勉強する面白さです。



■ 「教えてもらう」だけではない


友達と勉強すると、


分からない問題を教えてもらえる。


それだけではありません。


「なぜ?」


と聞かれる。


自分の考えを説明する。


反論される。


もう一度考える。


そして、


「あ、そういうことか。」


となる。


一人で黙々と問題を解くのとは、


また違う種類の頭の使い方です。



■ 友達がライバルになると、さらに変わる


そして、


もう一つ面白いのが、


友達の存在です。


模試が返ってくる。


「何点やった?」


点数を見せる。


「俺より上やん。」


ここで、


ちょっと悔しい。


その「ちょっと悔しい」が、


意外と大きい。


隣を見る。


友達がまだ問題を解いている。


すると、


「……俺もやろ。」


となる。


毎日燃えているわけではありません。


ほんの少し、


「負けたくない。」


と思う。


その気持ちが、


もう一問解く理由になったりします。



■ 実際に、そんな友達関係もある


高校生を見ていると、


友達同士で競い合いながら、


お互いの力を伸ばしていく姿があります。


実際に、


友達と刺激し合いながら勉強を続け、


二人とも志望校に合格した生徒もいました。


もちろん、


合格したのは本人たちが努力したからです。


ただ、


「こいつが頑張っているなら、自分もやろう。」


と思える相手がいたことは、


その努力を続ける力の一つだったのかもしれません。



■ もちろん、逆もある


ただし、


友達と一緒にいれば、


必ず良い方向に進むわけではありません。


「今日も勉強したな。」


と言いながら、


実際には雑談しかしていない。


そして、


二人になると、


サボる理由を二人で考え始めることもあります。


これはこれで、


かなり息の合ったコンビです。



■ 同じ「一緒に勉強する」でも


同じ「一緒に勉強する」でも、


そこで起きていることは、


かなり違います。



■ 「一緒に勉強しよう」は、案外すごい言葉なのかもしれない


高校生にとって、


友達は毎日のように一緒にいる存在です。


だからこそ、


一緒に勉強する時間は、


ただ問題を解く時間ではありません。


考えをぶつけたり、


刺激を受けたり、


ときには競争したりする。


その時間が、


勉強の仕方や考え方を変えることがあります。


「誰と勉強するか」は、


意外と大切です。


最初は、


ただの


「一緒に勉強しよ。」


だった。


でも、


その相手との時間が、


自分の勉強を少し変えることがある。


「誰と勉強するか」は、


思っている以上に、


大切なのかもしれません。


 
 
 

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