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社会科講議と思想表現について
社会科の講義において、講師自身の考え方や価値観をどのように扱うべきかは、しばしばご心配の声をいただくテーマです。「学校教育は中立であるべきだ」というお考えはもっともであり、日本には放送法が存在し、マスコミにも政治的中立性が求められています。ただし、現実には完全な中立というものは、教育でも報道でも実現が極めて難しいものです。 例えばマスコミを見てみますと、日本のテレビ局や新聞社は中立を原則としていますが、どのニュースを大きく扱うか、誰の意見を紹介するかといった点には、必ず判断が伴います。一方、アメリカではCNNは民主党寄り、FOXニュースは共和党寄りと、立場を比較的明確にした報道が行われています。これは、情報には必ず視点があり、それを隠すか、示すかの違いに過ぎないことを示しています。 社会科の講義も同様です。講師が自分の考えを一切排除した「完全な中立」を装うことは、かえって一つの見方を唯一の正解であるかのように伝えてしまう危険があります。播磨塾では、講師の考えを結論として押し付けるのではなく、「一つの見方」として示し、異なる立場や反対意見も併せ
播磨塾 進学塾
2025年12月24日読了時間: 2分


周りがやっていない時期に動くことの価値(抜け駆けのススメ)
勉強をしていると、「周りの友達がどれくらいやっているのか」がどうしても気になってしまいます。特に高校1・2年生のうちは、部活や行事も忙しく、まだ受験を意識していない生徒も多いため、「みんなまだ始めていないし、自分もまだ大丈夫だろう」と考えてしまいがちです。しかし、大学受験の現実をよく知っている立場からはっきり言えることがあります。 “周りがまだやっていない時期こそ、勉強を始めれば差がつく” ということです。 周りと同じタイミングで始めても、差はつきにくい 多くの高校生は、期末テスト前や模試の前、あるいは高3の春といった「周りが頑張り始めるタイミング」に合わせてエンジンをかけます。もちろんそこで努力することは良いことですが、“周囲と同じタイミング” では、成績の差は大きく縮まりません。 なぜなら、その時期にはみんな同じように勉強量を増やすからです。「頑張っているのに成績が伸びない」という悩みが生まれる背景には、こうした“横並びの頑張り”があると言えます。 差がつくのは、周りが動いていないとき 反対に、周りがテストに向けて本格的に動いていない
播磨塾 進学塾
2025年12月17日読了時間: 3分


期末テストが終わった高校2年生へ
期末テスト、お疲れさまでした。この時期、高校2年生の多くは部活や学校行事もまだ忙しく、「受験勉強はもう少し後で…」と考えがちです。高校1年生にとっても、まだ受験が遠く感じられ、「今はとりあえず定期テストを乗り越えれば大丈夫」と思っている人が少なくありません。 しかし、大学入試は気づかないうちに確実に近づいてきています。特に難関大学や、今の自分よりワンランク上の大学を目指したい人にとっては、“いつから受験勉強を始めるか” が合否を左右する大きなポイントになります。 早期スタートが必要な理由 「高3から本気を出せば間に合うのでは?」と考える生徒もいます。しかし実際には、高3の春にスタートしても、十分な演習量を確保しながら学力を伸ばし切るのは容易ではありません。特に数学や英語のような積み上げ型の科目は、理解の浅い単元がひとつあるだけで、その後の学習に大きく影響します。 高校2年の冬から始める最大のメリットは、時間に余裕がある状態で基礎を固められることです。焦りのない時期だからこそ、弱点を丁寧に潰し、志望校のレベルに合わせた“じっくりとした成長”が
播磨塾 進学塾
2025年12月14日読了時間: 3分


国語と社会の平行学習
国語と社会は、実は同時並行で学ぶことで大きな効果が得られる教科です。社会科は、歴史・政治・経済を通して「言葉」を身につける場でもあります。例えば、資本主義・社会主義・グローバリズムといった社会の仕組みを表す言葉は、単に暗記するだけではなかなか身につきません。しかし、社会の出来事を理解するうえで不可欠な語彙であり、これらの概念を知ることで、子どもたちは世界をより深く捉えられるようになります。 一方で国語は、その社会で学んだ言葉が実際にどのように使われているのかを確かめる教科です。論説文では、著者がこれらの概念を踏まえて自身の主張を展開していますし、小説でも社会背景や価値観を理解して読むことで、作品の味わいが大きく変わります。つまり、社会科の知識があるほど国語の読解は深まり、その逆に、国語で培う読解力があるほど社会科の文章が理解しやすくなるという、相乗効果が生まれます。 社会科は「言葉を知る教科」、国語は「その言葉を使いこなす教科」と言うことができます。どちらか一方だけでは十分ではなく、両方を並行して学ぶことで、知識が単なる暗記ではなく、子ども自
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2025年12月12日読了時間: 2分


理科、社会は子供たちの興味を刺激しましょう
日頃よりお子さまの学習を支えていただき、誠にありがとうございます。今回は、理科や社会科における「学びの姿勢」について、私どもの考えを共有させていただきます。 理科や社会が苦手だと感じている生徒の多くには、一つの共通点があります。それは「興味や関心を持てていない」という点です。内容が難しいからではなく、そもそも心が向いていないことが、理解の壁をより高くしてしまうのです。逆に、少しでも「おもしろい」「気になる」という気持ちが芽生えた途端、学習の吸収力は大きく変わります。 理科は身の回りの仕組みや自然現象を扱い、社会科は私たちの暮らし・歴史・世界の動きを学ぶ教科です。本来、どちらも生活と密接に関わっており、興味につながる要素が多く存在します。例えば天気の変化、料理の中の科学、旅行先の歴史や文化など、日常の中には理科・社会につながる小さな「学びの種」が多く隠れています。 そのため、まず大切なのは「興味の入口をつくること」です。家庭での何気ない会話やニュースの話題、テレビや本などをきっかけに、少しでも「へぇ、そうなんだ」と思える瞬間が生まれると、学校で習う
播磨塾 進学塾
2025年12月6日読了時間: 2分


入試における時間場所の捉え方
近年、メディアの発展は子どもたちの生活や学習の在り方に大きな変化をもたらしています。かつては映画を観るにも決められた時間に映画館へ足を運ぶ必要がありました。その後、テレビの普及により「番組の時間」に縛られはするものの、家庭で気軽に視聴ができるようになりました。さらにビデオや録画機能の登場で、好きな番組を好きな時に見られる時代となり、現在ではインターネットが広く普及し、パソコンやスマートフォンさえあれば、場所を選ばず、時間も自由に映像や情報を受け取ることができます。 こうした変化は、学習環境にも大きな恩恵をもたらしました。動画授業やオンライン教材を活用することで、いつでもどこでも学べる“自由度の高い学習”が可能となり、忙しい現代の子どもたちにとって大きな味方となっています。実際、移動時間やすき間時間を使って、効率的に学んでいる生徒も増えています。 しかし、この便利さの一方で、大切な点を忘れてはなりません。受験当日だけは、どれほど時代が進んでも「時間も場所も固定されている」ということです。 試験開始時刻は一分たりともずれず、試験会場も決められています
播磨塾 進学塾
2025年12月3日読了時間: 2分


講師所見(保護者の皆さまへ)
かつて大学入試の後期試験は、募集人数が少なく、非常に難易度の高い「狭き門」とされていました。しかし、近年ではその状況が変わってきています。ここ7〜8年ほどの傾向として、前期試験で惜しくも不合格だった受験生が、後期試験で合格を勝ち取るケースが増えています。 その背景には、受験生の志向の変化があります。多くの生徒が「できるだけ早く合格を決めたい」と考え、推薦入試や前期試験に重点を置く傾向が強まっています。その結果、後期試験を受験する生徒の数が減少し、以前に比べて競争率が下がる大学も見られるようになりました。 このような状況から、後期試験は「最後のチャンス」ではなく、「十分に逆転が狙える現実的な機会」として位置づけられるようになっています。前期試験で結果が出なかったとしても、気持ちを切り替えて準備を続けることで、後期試験で見事に成果を上げる生徒も少なくありません。 お子さまが最後まであきらめずに努力を続けられるよう、私たちも全力でサポートしてまいります。
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2025年11月12日読了時間: 1分


共通テストと私立大学との関わりの変化
大学入試センター試験から共通テストへと移行したことで、私立大学との関わり方には大きな変化が見られます。制度面では、共通テストを利用する私立大学が増え、センター試験時代よりも連携が深まりました。多くの私立大学が共通テスト利用入試を導入し、受験生の出願手続きの簡便化や、大学側の選抜効率化を図っています。この点で、私立大学は共通テストに対してより協力的になったといえます。 一方で、実際の受験行動をみると、共通テストの問題傾向が私立大学の個別入試とは大きく異なるという課題があります。共通テストは思考力や読解力、情報処理力を重視するのに対し、私立大学の独自試験は専門的知識やスピードを問う傾向が強いです。そのため、国公立大学との併願者は共通テストを活用しますが、私立専願の受験生は共通テストを避ける傾向があります。結果として、制度上は協力的であっても、実際には受験生の利用が限定的となっています。 今後の課題は、共通テストの出題内容と私立大学教育との接続をどのように高めるかという点にあります。共通テストが多様な大学のニーズに対応できる形へと進化し、私立大学も
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2025年11月10日読了時間: 2分


魔球の正体は空気だった!?──変化球にひそむ物理のチカラ
野球部のエースが投げるスライダーやカーブ。打者の手元で急に曲がるあのボール、まるで魔法のように見えませんか?でも実は、あれは「空気」と「回転」がつくり出す、れっきとした物理現象なんです。 ●ボールが曲がるのは「マグヌス効果」のせい 変化球のカギは「回転」にあります。たとえば、カーブボールは上から下に向かって回転(トップスピン)しています。このとき、ボールの上側では空気の流れが速く、下側では遅くなります。すると、圧力の差が生まれて、ボールは下に引っ張られるように曲がるんです。 この現象を「マグヌス効果」といいます。サッカーのカーブシュートや卓球のスピン、バレーボールのサーブにも同じ原理が働いています。 ●スライダーやフォークはどう違う? - スライダーは横回転をかけて、左右に曲がる球。これもマグヌス効果で、横方向に力が働いています。 - フォークボールは回転をほとんどかけずに投げるため、空気の流れが不安定になり、ボールが「落ちる」ように見える。これは「無回転」による空気の乱れ(不規則な揚力)が原因です。 つまり、変化球は「どんな回転をかけるか」で曲
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2025年11月5日読了時間: 2分


公募推薦入試について
公募推薦について、ネット上の情報を纏めると、次のようになります。 大学の公募推薦入試は、学力試験のみによる選抜ではなく、他の要素も含めて受験生を選ぶ方式です。この入試制度では、一般入試とは異なり、学力だけでなく人物面や意欲、課外活動の成果などが重視されるため、多角的な評価が行われます。具体的には、成績表(調査書)や自己推薦書、面接、小論文などを通じて受験生の人間性や考え方、熱意などが評価されます。公募推薦入試の大きな特徴は、何よりも選考基準が多様である点です。学力試験だけでなく、学校での成績や課外活動、面接の結果など、受験生を総合的に評価するため、学力が十分でなくても他の部分で強みを見せることができる場合があります。また、「公募」という名前が示す通り、この入試は誰でも応募することができます。 ただし、応募には特定の条件を満たさなければならない場合が多く、その条件は大学や学部によって異なります。試験の形式も一般的な入試と比較して少し異なります。例えば、筆記試験があまり重視されないことがあり、その代わりに面接や小論文などでの評価が重要
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2025年11月1日読了時間: 2分


総合型選抜
日本の大学入試において、「総合型選抜」は、従来「AO入試(アドミッション・オフィス入試)」として知られていた制度が、2021年度から文部科学省の方針により改称されたものです。この入試方式は、一般入試のように一律の学力試験で合否を決めるのではなく、志願者の人物像や意欲、適性、将来性などを総合的に評価することを目的としています。 総合型選抜では、大学や学部が掲げるアドミッション・ポリシー(求める学生像)に合致しているかが重視され、学力試験よりも、書類審査、面接、小論文、プレゼンテーションなど、多様な方法で選考が行われます。評価対象には、志望理由書や課外活動報告、高校の調査書、さらにはレポートやプレゼンなどの提出課題も含まれます。特に、入学後にその大学・学部で何を学びたいのか、なぜそこを志望するのかという明確な目的意識が問われる点が大きな特徴です。 出願時期は一般選抜よりも早く、毎年9月頃から受付が始まり、10月から11月にかけて選考が行われます。合格発表も早く、12月までに進路が決まる場合が多いため、受験生はその後の時間を大学進学に向けた準備に使うこ
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2025年10月29日読了時間: 2分


二大政党制のメリットと課題
政治の世界にはさまざまな体制がありますが、その中でも「二大政党制」は多くの国で理想的な形の一つとされています。二つの大きな政党が政権を争うことで、常に「政権交代の可能性」がある。これは政治に緊張感を与えると同時に、国民の関心を維持する仕組みでもあります。 政権を担う側は、次の選挙での審判を意識せざるを得ません。失政や不祥事があれば、すぐに野党に取って代わられる。そのプレッシャーが、結果として政策の質を高め、政治家の姿勢を引き締める方向に働きます。いわば「常在戦場」の政治構造が、健全な競争を生むのです。 また、二大政党が存在することで、国民にとっても政治が理解しやすくなります。多党制のように細分化されると、政策の方向性が複雑になり、責任の所在が見えにくくなりますが、二大政党制では「与党か野党か」という構図が明確です。メディアの報道も分かりやすく、政治への関心を高める効果もあります。 さらに、二大政党が競い合う中で、政策論争が自然と高度化します。単なる批判合戦ではなく、「どちらの政策がより現実的で、国の発展に資するか」という観点で議論が展開され
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2025年10月15日読了時間: 2分


理系教科を伸ばす子は、ノートの使い方が違う
数学や物理を教えていて感じるのは、「成績の伸びる生徒はノートの使い方が上手い」ということです。問題集や授業の内容は同じでも、ノートの取り方ひとつで理解度や定着度に大きな差が出ます。これは高校1年生・2年生の段階から意識してほしい大切な習慣であり、入試本番に直結する学力の基盤...
播磨塾 進学塾
2025年10月8日読了時間: 3分


勉強の合間の休憩のしかた
お子さんの勉強を見守る中で、「休憩ばかりしているのでは?」「スマホばかり見ていて大丈夫?」と不安に思う保護者の方も多いと思います。特に定期テスト前は勉強時間も長くなり、休憩の過ごし方が結果に大きく影響します。そこで今回は、良い休憩と悪い休憩について整理してみましょう。...
播磨塾 進学塾
2025年10月6日読了時間: 2分


現時点での政治情勢って、非常に珍しいですよ。
現在、自民党の総裁選の真っ最中です。10月4日開票。これまでであれば、自民党の総裁イコール総理であったわけですよね。今も、そう思っておられる方も多いでしょう。そうかも知れませんし、そうでないかも知れません。その辺りのことを社会科のi一環として考察してみましょう。...
播磨塾 進学塾
2025年10月1日読了時間: 3分


人が最も能力を発揮す時
人はどんな時に能力を発揮するのか?勿論、いくつかの前提があります。まず、ここではこれは当然学習についてのことです。そして、同一人物についてのことです。 これまで、長年、私は社会科の講師をしてきましたが、最も望ましい展開はテーマごとの導入時に興味を持ってもらうことで...
播磨塾 進学塾
2025年9月22日読了時間: 2分


ハイパー修正効果を活用した 播磨塾の成績アップ術「間違えること」を恐れていませんか?
まず一つ、皆さんに質問です。 成績を上げたいとは思うけれど、人前で誤答したりミスをするのは恥ずかしい。プライドが邪魔してしまう。――そう感じる人はいますか? もし答えが「Yes」なら、私たちの提案する方法は少し合わないかもしれません。どうぞ、人目を気にせず、自分だけの勉強に...
播磨塾 進学塾
2025年9月17日読了時間: 2分


夏期講習を終えて ― 生徒たちの成長と実践力
この夏、私が担当する受験生向けの数学・物理の講座では、単なる知識の習得を超えた、思考力の育成に力を入れてきました。 7月までに一通りの基礎指導を終えたことで、夏期講習ではより実践的な内容に踏み込むことができました。ここからは「問題を解く力」を本質的に高めるフェーズです。...
播磨塾 進学塾
2025年9月4日読了時間: 2分


夏期講習期間中に高い意欲を持続させる方法と効果的な勉強法
夏休みが始まり、いよいよ夏期講習が本格化していく時期です。この期間をどう過ごすかで、秋以降の成績が大きく変わります。しかし、長い夏を乗り切るには、そもそも高い意欲をどうやって持続させるかが最大のカギです。 まず考えてほしいのは、「どんな大学生になりたいか」「来年の今頃、自...
播磨塾 進学塾
2025年7月16日読了時間: 3分


理科と社会の勉強は興味を持つこと
理科と社会の勉強は興味を持つことです。よく言われるフレ-ズです。しかし、興味を持てないものに興味を持て、と言っても無理がありますね。 まず、播磨塾は理科や社会という教科に対して興味を持ってもらうことが重要であり、これを塾の課題と捉えています。 ...
播磨塾 進学塾
2025年7月9日読了時間: 2分
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