大学受験に、専門塾だからできること。
■ 大学に合格することは、大切な目標です
播磨塾は、大学受験専門の塾です。
ですから、まず目指すのは大学合格です。
行きたい大学がある。
学びたいことがある。
そのために必要な学力をつけ、入試で点を取り、合格する。
そこに向かって生徒と一緒に考えることが、私たちの仕事です。
「合格だけがすべてではない」と言って、結果を曖昧にするつもりはありません。
受験する以上、結果にはこだわりたい。
ただ、何年も生徒を見ていると、大学に合格したときに残るものは、合格通知だけではないと感じます。
■ 最初から、自分で進める生徒ばかりではない
何を勉強すればいいのか分からない。
計画を立てても続かない。
分からない問題が出てくると、そのまま止まってしまう。
そんなところから始まる生徒もいます。
だから最初は、こちらから声をかけることがあります。
勉強する順番を一緒に決める。
どこまで進んだかを確認する。
分からなくなったところまで戻る。
必要なら、かなり細かく関わることもあります。
でも、それをずっと続けることが目標ではありません。
■ 少しずつ、自分で決められるようになる
しばらくすると、
「今日はこれをやります」
と自分から言うようになる。
模試の結果を見て、
「ここが弱いから、次はこれをやった方がいいと思う」
と考えるようになる。
予定どおり進まなければ、自分で修正する。
志望校についても、「先生に言われたから」ではなく、自分で調べ、自分で考えるようになる。
そういう変化を見ていると、学力がつくというのは、単に解ける問題が増えることだけではないのだと思います。
自分で考え、自分で決めて、自分で動ける範囲が広がっていく。
それも、受験勉強の中で身につく力の一つです。
■ 授業で聞いてきた「なぜ?」も、ここにつながる
第2回では、正解した生徒にも「なぜ?」と聞くことについて書きました。
答えを当てるだけではなく、自分がどう考えたのかを言葉にする。
その積み重ねは、やがて、
なぜ、この大学を目指すのか。
なぜ、今うまくいっていないのか。
では、次に何を変えるのか。
と、自分自身について考えることにもつながっていきます。
誰かに答えを与えてもらうだけではなく、自分で考える。
授業で繰り返してきた「なぜ?」には、そんな意味もあると思っています。
■ 受験は、自分で選ぶ練習でもある
高校生の時期には、たくさんの選択があります。
文系か理系か。
どの大学を目指すのか。
どの学部へ進むのか。
部活動をいつまで続けるのか。
一日の時間をどう使うのか。
安全な目標を選ぶのか、少し高いところへ挑戦するのか。
正解が一つに決まっているものばかりではありません。
だから私たちは、何でもこちらで決めてしまうのではなく、
「どうしたい?」
と聞くことがあります。
もちろん、現実的に難しいことは伝えます。
必要な勉強量も、現在の学力との差も伝えます。
そのうえで、最後は本人が考える。
自分で選んだ目標だからこそ、そのために必要な努力も、自分のこととして考えられると思うからです。
■ いつまでも、隣にいることはできない
大学に入れば、塾の先生はいません。
その先でも、誰かがいつも「次はこれをやりなさい」と教えてくれるわけではありません。
分からないことがあれば調べる。
必要なら誰かに聞く。
うまくいかなければ、やり方を変える。
自分なりの目標を決め、そこまでの道筋を考える。
そうやって、自分で前へ進む場面が増えていきます。
だから、塾に通っている間にできることがあります。
必要なときには支える。
迷ったときには一緒に考える。
そして、自分で進めるようになってきたら、少しずつ手を離していく。
それが理想だと思っています。
塾がなくても勉強できる。
先生がいなくても考えられる。
誰かに言われなくても、自分で次の一歩を決められる。
そこまでいけば、受験勉強を通して得たものは、大学入試が終わっても残ります。
■ 播磨塾が、生徒を連れていきたいところ
第1回から、播磨塾が普段どんなことを考えながら生徒と接しているのかを書いてきました。
答案のどこを見るのか。
なぜ正解した生徒にも「なぜ?」と聞くのか。
なぜ自習する場所を大切にするのか。
なぜ先生も「分からない」と言うのか。
なぜ「勉強しなさい」だけでは変わらないと考えるのか。
なぜ保護者の方と話すのか。
そして、塾を選ぶときに何を見てほしいのか。
一つひとつは別の話ですが、根っこにあるものは同じです。
生徒が、自分で考えられるようになること。
自分で学べるようになること。
そして、自分の進む方向を、自分で選べるようになること。
もちろん、その前に大学受験があります。
目の前の一問を解き、点数を上げ、志望校に合格する。
そこは曖昧にしません。
でも、合格した日に、
「ここからは、自分でやっていける。」
と本人が思えるところまで。
私たちは、生徒を連れていきたいと思っています。




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