播磨塾は、なぜ保護者との面談で勉強以外の話まで聞くのか。
■ 面談で聞くのは、成績のことだけではありません
播磨塾で保護者の方と面談をしていると、話は成績や志望校だけでは終わらないことがあります。
家ではどんな様子なのか。
学校には楽しく通えているのか。
最近、何か気になることはないか。
親子で、どんな話をしているのか。
受験とは直接関係がないように見える話まで聞くことがあります。
そのため、予定していた時間を超えてしまうこともあります。
でも、私たちはそういう話も大切だと思っています。
■ 塾で見えている姿が、すべてではない
塾では普通に授業を受け、自習にも来ている。
それだけを見ると問題がないように見える生徒でも、家ではまったく違うことがあります。
反対に、家ではほとんど勉強していないように見えても、塾では集中していることもあります。
高校生になると、保護者の方が子どもの勉強をすべて把握することは難しくなります。
私たちも、塾にいる時間だけで生徒のすべてが分かるわけではありません。
塾から見えている姿。
家庭から見えている姿。
その二つを合わせることで、初めて見えてくることがあります。
■ 「勉強しない」の後ろに、何があるのか
たとえば、
「家で全然勉強しないんです」
という相談を受けることがあります。
本当に勉強時間が足りていないこともあります。
でも、話を聞いていくと、それだけではないことがあります。
何を勉強すればいいのか分からない。
学校の課題だけで手いっぱいになっている。
成績が上がらず、本人も焦っている。
志望校について、親子で考えが少し違っている。
単純に、
「もっと勉強しなさい」
だけでは解決しないこともあります。
前回の記事でも書いたように、動けない生徒には、動けない理由があります。
その理由を考えるためにも、家庭での様子を知ることは大切です。
■ 保護者の方も、受験のすぐそばにいる
受験するのは生徒本人です。
でも、そのすぐそばにいる保護者の方にも、さまざまな不安があります。
成績が下がれば心配になる。
家で勉強していなければ、声をかけたくなる。
模試の判定を見れば、このままで大丈夫なのかと思う。
けれど、どこまで言えばいいのか分からない。
言いすぎれば反発される。
何も言わなければ、それはそれで心配になる。
そうした相談を受けることは珍しくありません。
だから面談では、生徒の勉強について説明するだけでなく、保護者の方が今何を心配しているのかも聞くようにしています。
■ 塾だから伝えられることもある
親子だからこそ、言いにくいことがあります。
同じ言葉でも、親から言われるのと、塾の先生から言われるのとでは受け取り方が違うこともあります。
一方で、塾だから何でも強く言えばいいわけでもありません。
今の学力では、志望校までかなり距離がある。
勉強量が足りていない。
このままのペースでは間に合わない。
必要であれば、そういう話もします。
ただ、現状を伝えることと、不安にさせることは同じではありません。
何が足りないのか。
これから何をすればいいのか。
どこから立て直すのか。
そこまで一緒に考えて初めて、厳しい現状を伝える意味があると思っています。
■ 保護者と生徒の間に入ることもある
高校生になると、親子だけで受験の話をするのが難しくなることがあります。
保護者の方は心配している。
本人も、それは分かっている。
でも、
「勉強しているの?」
「大丈夫なの?」
と聞かれるたびに、本人は責められているように感じてしまう。
そして、受験の話そのものをしなくなる。
そんなこともあります。
そういうとき、塾が間に入ることで話しやすくなる場合があります。
本人には本人の考えを聞く。
保護者の方には保護者の方の心配を聞く。
そして、必要なことを整理して伝える。
どちらかの味方になるということではありません。
お互いに見えていないことを、必要なところでつなぐ。
それも塾の役割の一つだと思っています。
■ すぐに答えが出ない相談もある
面談では、私たちにもすぐには答えられない相談を受けることがあります。
入試制度。
推薦入試。
大学や学部の選び方。
学校との関係。
家庭での接し方。
面談でも、分からないことを分かったように答えることはしません。
必要なら調べ、担当する講師とも話し、改めてお返しします。
その場できれいな答えを出すことより、できるだけ正確に考えることを大切にしています。
■ 家庭だけで、受験を抱え込まないために
受験期には、生徒本人だけでなく、家庭にもいろいろな不安が生まれます。
成績。
志望校。
勉強時間。
推薦入試。
学校との両立。
そして、ときには勉強とは直接関係のないことまで。
すべてを塾が解決できるわけではありません。
家庭でなければできないことも、本人にしか決められないこともあります。
それでも、
「これは塾に相談していいのかな」
と思ったときに、相談できる場所ではありたいと思っています。
生徒に通ってもらう以上、授業だけをしていればいいとは考えていません。
その生徒が受験までの時間をどう過ごしていくのかを、保護者の方とも一緒に考えていく。
播磨塾では、面談をそのための時間だと考えています。




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