top of page

部活を最後まで続けても、受験勉強は始められる――高2の秋からつくる「勉強のスイッチ」

23 時間前
読了時間: 5分

部活を最後まで続けても、受験勉強は始められる

――高2の秋からつくる「勉強のスイッチ」



部活も頑張りたい。

でも、大学受験のこともそろそろ考えなければならない。


高2の秋になると、そんな悩みを持つ高校生が増えてきます。


特に運動部の場合、平日は部活、土日も練習や試合。

帰宅すれば疲れている。


「受験勉強を始めた方がいいのは分かっている。でも、塾に通う時間がない」


そう考えてしまうのも無理はありません。


けれど、受験勉強を始めるために、部活を辞める必要はありません。


すべての受験科目を、一度に始める必要もありません。


高2の秋なら、まずは一科目からでもいい。


自分の好きな科目、得意な科目から「受験の武器」をつくっていく。


そんな始め方もあります。



■ バスケットボール部を最後まで続けて、第一志望へ


播磨塾には、バスケットボール部に最後まで所属しながら受験勉強を続け、第一志望の関西大学に合格した生徒がいました。


もちろん、部活をしていた以上、勉強時間が十分にあったわけではありません。


基本となっていたのは、週1回75分の授業と、週1回2時間の演習・アウトプット授業。


毎日のように塾へ通っていたわけではありません。


部活がある日は、部活を頑張る。

決めた日は、塾で授業や演習をする。

そして、週末やテスト前など部活がないときには、積極的に塾へ来て自習する。


そんな高校生活でした。


今振り返ると、この生徒にとって播磨塾へ来ること自体が、


「勉強のスイッチを入れる」


役割を果たしていたように思います。



■ 忙しいからこそ、「勉強する時間」を先に決める


部活をしている高校生に、


「毎日何時間も受験勉強をしよう」


と言っても、現実には難しいことがあります。


だから、最初から長い勉強時間を求めなくてもいいのです。


大切なのは、


「時間ができたら勉強する」


ではなく、


「この時間は勉強する」


と先に決めてしまうこと。


授業の日、演習の日を決め、部活がない週末には自習室へ行く。


一週間の中に「勉強する時間と場所」を少しずつつくることで、学校と部活中心だった生活の中にも、受験勉強が入り始めます。



■ 「分かった」を「自分で解ける」に変える


先ほどの生徒も、ただ週1回授業を受けていたわけではありません。


75分の授業で理解した内容を、週1回2時間の演習・アウトプット授業で実際に解いて確認する。


その時々の進捗に合わせて演習内容を変えながら、


「分かった」


を、


「自分で解ける」


に変えていきました。


授業を聞いて理解することと、自分一人で問題を解けることは同じではありません。


だからこそ、


理解する。

自分で解く。

できなかったところを確認する。


この繰り返しを大切にしています。


限られた時間だからこそ、ただ授業を受けるだけではなく、理解したことを実際に使えるところまで持っていく。


部活で忙しい高校生には、特に大切なことだと考えています。



■ すべての科目を「授業」にしなくてもいい


高2の秋から、英語も数学も国語も理科も社会も。


すべてを一度に本格化させようとすれば、部活を続けている生徒にはかなりの負担になります。


だから、まずは得意な科目からでもいい。


例えば数学が得意なら、数学を受験で戦える科目へ育てていく。


それ以外の科目は、自習室で学校の課題や問題集を進める。


分からないところが出てきたら、待機している講師や担当講師が、可能な限り質問に答える。


「授業でしっかり伸ばす科目」と、

「自分で進めながら、必要なところで先生の力を借りる科目」。


全部を同じように扱わないことも、限られた時間を有効に使う方法の一つです。



■ 「自分には数学がある」


関西大学に合格した先ほどの生徒には、数学という得意科目がありました。


高2の時点で、すべての受験科目が仕上がっていたわけではありません。


それでも、


「まだ本格的な受験勉強はこれからだけれど、自分には数学がある」


そんな感覚は、本人の中にあったのではないかと思います。


一科目でも「自分にはこれがある」と思える科目がある。


これは、高3になってから大きな意味を持ちます。


周囲が一斉に受験勉強を始めたとき、


「何から手をつければいいんだろう」


という状態から始めるのではなく、


「数学はある程度できる。次は英語を伸ばそう」


と考えられる。


学力だけでなく、気持ちの余裕も違ってきます。



■ 部活を引退したその日から、急に受験生にはならない


「部活を引退したら、本格的に受験勉強を始めます」


よく聞く言葉です。


もちろん、それも一つの考え方です。


ただ、部活を引退した翌日から、突然何時間も勉強できるようになるとは限りません。


勉強にも、生活のリズムがあります。


だからこそ、部活をしている高2のうちから、少しでも受験勉強を生活の中に入れておく。


そして部活を引退したら、それまでにつくった勉強のリズムを崩さず、受験勉強の時間を増やしていく。


「部活」から「受験」へ一気に切り替えるのではなく、少しずつ重心を移していく。


部活を最後まで頑張りたい高校生にとっても、現実的な始め方の一つだと思います。



■ 高3になったとき、「ゼロ」から始めないために


高2の秋に、受験科目すべてを完成させる必要はありません。


毎日何時間も勉強できなくても構いません。


一科目なら始められるかもしれない。

週1回なら通えるかもしれない。

部活のない週末なら、自習室へ行けるかもしれない。


そこからで十分です。


大切なのは、今の高校生活をすべて受験中心に変えることではありません。


今の生活の中に、少しずつ受験勉強を入れていくことです。


そして高3になったとき、


「そろそろ受験勉強を始めなければ」


ではなく、


「もう始めている。あとは増やしていけばいい」


と思える状態をつくっておく。


バスケットボール部を最後まで続け、第一志望の関西大学に合格した先輩も、最初から受験中心の生活をしていたわけではありません。


できるところから始め、それを少しずつ増やしていった。


高2の秋の受験勉強は、それくらいの始め方でもいいのだと思います。


 
 
 

コメント


079-227-3191

  • Facebook
  • Twitter

©2020 by 播磨塾

bottom of page