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国公立文系コースのクラス分けについて

難関大学とは=偏差値の高い大学。間違いではないでしょう。

しかし、ここでは問題の質について書いていきたいと思います。

まず、国公立文系(法学部、経済学部、商学部、文学部 等)の難しさとは記述問題が多く出題されるという点です。国語の記述、英語における英作和訳、地歴の論述問題。これらの問題の共通点はその事項について知っている・解っているだけでなく、どのように表現できるかが問われています。これは選択式(マークシート)の訓練しかして来なかった人には大変なハンデになることは言うまでもありません。

国公立大学の入試は、概して一次として共通テスト(旧センター試験)があり、二次は各大学の作成した問題を受験します。共通テストの配分の高い大学、例に挙げると、東大の文系の共通テスト対二次試験の比率は110:440で、京大の法学部が270:550、経済・経営で250:550となっており、共通テスト実施後も圧倒的に二次試験の比率が高いのです。(センター試験時はもっと二次試験の比率が高かったという事実があり、今後変更がある可能性は高いと思われます。)このように二次試験の配分が大きく、その内容も記述式という形をとっています。これが難関国立大学で、東大、京大を中心とする旧帝大や一橋大などのことを言います。

【播磨塾での志望校別コース・クラス分けについて】

播磨塾では国公立文系のコースを二次試験の配分が大きく難度の高い大学を難関国公立コースとして扱うこととし、阪大・九大・名大・東北大・北大がこれに該当します。一次のボーダーがこれらの大学より高くても二次試験の比率の低い大学は難関国公立とはしていません。更に、東大・京大・一橋・東京外大に関しては難度が高く独自性が強いので特別クラスとなります。

【指導のイメージ】

記述対策とは、難度の高い文章を読解し、それを要約し説明できるように訓練することです。もちろん、播磨塾はこれまでに多数の記述対策を実施し難関大学に合格して頂きました。二次対策として実際に行ってきたことは、対面で共に文章を読み、赤ペンを持って訂正し、納得のいくまで説明をしたということです。




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