入試における時間場所の捉え方
- 播磨塾 進学塾
- 2 日前
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近年、メディアの発展は子どもたちの生活や学習の在り方に大きな変化をもたらしています。かつては映画を観るにも決められた時間に映画館へ足を運ぶ必要がありました。その後、テレビの普及により「番組の時間」に縛られはするものの、家庭で気軽に視聴ができるようになりました。さらにビデオや録画機能の登場で、好きな番組を好きな時に見られる時代となり、現在ではインターネットが広く普及し、パソコンやスマートフォンさえあれば、場所を選ばず、時間も自由に映像や情報を受け取ることができます。
こうした変化は、学習環境にも大きな恩恵をもたらしました。動画授業やオンライン教材を活用することで、いつでもどこでも学べる“自由度の高い学習”が可能となり、忙しい現代の子どもたちにとって大きな味方となっています。実際、移動時間やすき間時間を使って、効率的に学んでいる生徒も増えています。
しかし、この便利さの一方で、大切な点を忘れてはなりません。受験当日だけは、どれほど時代が進んでも「時間も場所も固定されている」ということです。 試験開始時刻は一分たりともずれず、試験会場も決められています。どれだけ柔軟な学習環境に慣れていても、本番はその“非フレックス”の状況で力を発揮しなくてはなりません。
だからこそ、日頃の学習においても、一定のリズムで机に向かう習慣、決められた時間に集中する姿勢、そして本番の環境を想定した練習がとても重要になります。便利な環境を活かしつつも、最終的な「受験の現実」を念頭に置いた準備を進めていけるよう、引き続きご家庭とも連携しながらサポートしてまいります。







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