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目算を立てている人は強い ― 高校2年生こそ「受験の目算」を立てる時期です ―

高校2年生の皆さん。 「受験勉強は早く始めた者勝ち」 という言葉を聞いたことはありませんか。 もう何度も聞かされて、正直聞き飽きたという人もいるかもしれません。 しかし、大学受験に関わる人で、この言葉を完全に否定する人はほとんどいないでしょう。 なぜなら、受験は単なる努力比べではなく、「目算を立てた人」が有利な世界だからです。 ──────────────────── ■ まずは受験科目を確認する 受験勉強を始める前に、ぜひ一度振り返ってほしいことがあります。 高校1年生の終わり頃、文理選択をしたと思います。 文系の人は社会、理系の人は理科の選択をしたはずです。 その時、 「自分はどの大学を受験し、そのためにどの科目が必要なのか」 を十分に意識して選んだでしょうか。 もし、 「なんとなく得意だったから」 「友達が選んだから」 「学校の流れで決めたから」 という理由で選択したのであれば、一度立ち止まって考えてみてください。 大学受験は、自分が戦う科目を決めるところから始まります。 志望大学が決まれば、その大学に合格するために必要な試験科目が見えてきます。 そして、受験科目が決まって初めて、本当の意味で受験勉強がスタートするのです。 ──────────────────── ■ 受験勉強とは「逆算」の作業 受験勉強は、試験当日から逆算して計画を立てるのが原則です。 例えば、 「英単語を2000語覚える必要がある」 「数学の問題集を3冊仕上げたい」 「共通テスト対策を年内に一周したい」 こうした目標を、受験当日から逆算して配置していきます。 これはまさに「目算を立てる」という作業です。 ゴールまでの距離を測り、今何をするべきかを考える。 勉強が上手な人は、無意識のうちにこれを行っています。 ──────────────────── ■ 甘い見積もりは命取りになる ただし、ここで一つ大きな問題があります。 それは、人は自分の能力を楽観的に見積もりがちだということです。 例えば、 「この問題集なら3時間で終わるだろう」 と思っていたのに、実際には9時間かかった。 こんな経験は誰にでもあります。 一つひとつのズレは小さくても、それが積み重なると大きな差になります。 予定では夏休みまでに終わるはずだった内容が終わらない。 秋から始める予定だった演習に入れない。 そして気が付けば受験本番が近づいている。 受験で苦しくなる生徒の多くは、能力不足というより「目算の誤り」に苦しんでいるのです。 ──────────────────── ■ 自分だけで目算を立てるのは難しい では、どうすればよいのでしょうか。 一つの方法は、第三者の意見を聞くことです。 信頼できる先輩に、 「この参考書はどれくらい時間がかかった?」 「いつ頃から受験勉強を始めた?」 と聞いてみるのも良いでしょう。 ただし、先輩の経験はあくまでも個人の経験です。 学力も違えば、志望校も違います。 去年の受験と今年の受験では状況も変わります。 だからこそ、本当に必要なのは、自分自身の状況を客観的に見ながら計画を立てることです。 ──────────────────── ■ モヤモヤしたまま受験生にならない 受験勉強がうまく進まない原因は、「勉強時間が足りない」だけではありません。 志望校が曖昧。 受験科目がはっきりしていない。 何をどの順番でやればよいのか分からない。 こうしたモヤモヤを抱えたままでは、人は本来の力を発揮できません。 地図を持たずに走り始めるようなものです。 だから高校2年生の今こそ、 ・志望校を考える ・受験科目を確認する ・必要な勉強量を把握する ・試験日から逆算する という作業が重要になります。 ──────────────────── ■ 播磨塾が大切にしていること 播磨塾では、高校3年生になる直前の時期を特に重視しています。 なぜなら、この時期は「受験生になる準備期間」だからです。 志望校はどこなのか。 受験科目は何なのか。 どの参考書を使うのか。 どの順番で進めるのか。 どれくらいの時間が必要なのか。 こうしたことを一つひとつ確認しながら、現実的な計画を立てていきます。 受験は気合いや根性だけでは乗り切れません。 大切なのは、現実を正しく見て、適切な目算を立てることです。 ──────────────────── ■ 最後に 「受験勉強は早く始めた者勝ち」 と言われる本当の理由は、単純に勉強時間が増えるからではありません。 早く始めた人ほど、 自分が何を受験し、 何を勉強し、 どれくらい時間が必要なのかを考える時間があるからです。 つまり、早く始めるとは、早く目算を立てることなのです。 高校2年生の今だからこそ、一度立ち止まって考えてみてください。 自分は何を目指し、どの科目で戦い、受験当日までに何を終わらせなければならないのか。 その目算が立った瞬間から、本当の受験勉強が始まります。


 
 
 

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