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小説は“心”、論説は“論理”――読み方を変えて国語を制する

■ なんとなく読むな!小説と論説で変えるべき読み方


国語の力を伸ばすためには、「何をどう読むか」を意識することが重要です。特に小説と論説では読み方がまったく異なるため、それぞれに合った方法で読む必要があります。

■ 小説の読み方(感情+根拠)

小説では、「出来事」よりも人物の気持ちを読むことが中心です。ただし、感覚で読むのではなく、必ず根拠をもとに考えることが大切です。


◎ 基本の読み方

① 行動・セリフに注目する

・ため息をつく・黙る・笑う

👉すべて心情のヒント


② なぜその行動をとったか考える

👉ここが最重要


③ 心情を言葉にする

・うれしい・悔しい・戸惑い・安心

👉できるだけ具体的に


④ 変化を捉える

👉「最初→最後」でどう変わったか


◎ 入試レベルのポイント

・気持ちは一つとは限らない・「しかし」などで逆の感情が出る・本音と建前が違うことが多い

👉例:「笑った。しかしぎこちない」→ 表面は笑顔、内心は無理している


◎ 解き方の型

👉 行動 → 理由 → 心情


■ 論説文の読み方(論理+構造)

論説文では、筆者の主張とその理由を正確に捉えることが最も重要です。


◎ 基本の読み方

① 結論を探す

・「つまり」「したがって」「このように」


② 理由を押さえる

👉なぜそう言えるのか


③ 具体例を区別する

👉例はあくまで補足


④ 接続語に注目

・しかし=逆・だから=結論


◎ 入試レベルのポイント

・主張が直接書かれていないことがある・抽象的な言葉が多い・言い換えが頻出

👉例:「自由は責任と隣り合わせ」→「自由には責任が伴う」


◎ 解き方の型

👉 結論 → 理由 → 言い換え


■ 実際の問題の解き方(具体例)

◎ 小説

【問題】

彼は答案を見て、そっとカバンにしまった。

【手順】

① 行動を見る →「そっとしまった」② 理由を考える →見られたくない③ 心情にする →落胆・恥ずかしさ

👉答え:「点数が悪く、見られたくないという気持ち」


◎ 論説

【問題】

情報があふれる現代では、主体的な判断が必要である。

【手順】

① 結論を見つける② 理由を確認③ 言い換える

👉答え:「情報をうのみにせず、自分で判断することが重要」


■ 記述問題の書き方(最重要)

記述は「書き方」で点が決まります。


◎ 基本の型

👉 結論+理由


◎ 小説の記述

👉「〜という気持ち。なぜなら〜から。」


○ 点数が悪かったため落胆し、人に見られたくないという気持ち。


◎ 論説の記述

👉「筆者は〜と主張している。なぜなら〜だからである。」


○ 筆者は、情報を主体的に判断することが重要だと主張している。なぜなら、情報があふれる現代では正確さを見極める必要があるからである。


■ よくあるミス

小説

・自分の気持ちで答える → ×👉本文の根拠が必要

論説

・一部だけ読む → ×👉全体の主張を見る

記述

・抽象的すぎる → ×・本文にないことを書く → ×


■ まとめ

国語ができる人は、共通して

👉 「根拠をもとに考える」


小説

感情+根拠

論説

論理+構造


この読み方を意識するだけで、「なんとなく読む」から「解ける読む」へと変わります。

そしてそれが、入試で結果を出すための最短ルートです。


 
 
 

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