もし江戸時代にスマホがあったら、武士は成績が下がっていたのか?
- 播磨塾 進学塾
- 2 日前
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「もし江戸時代にスマホがあったら、武士たちはどうなっていたのだろう。」
そんな少し変なことを、ある日考えました。
毎日刀を磨き、書を学び、礼儀を重んじ、集中力を鍛えていた武士たち。もし彼らの懐に、現代のスマートフォンが入っていたら——。
果たして、あれほどの精神力を保てたのでしょうか。
朝。
剣術の稽古が始まる前に通知が鳴ります。
「昨日の戦、切り抜き動画まとめ」
「おすすめの刀ランキング」
「今すぐ使える兵法テクニック5選」
気づけば30分。
さらに誰かが炎上しています。
「○○藩の侍、礼儀がなっていない件について」
コメント欄では大論争。
稽古どころではありません。
もちろん、これは冗談です。
しかし、現代の私たちは、本当にこれに近い環境で生きています。
しかも大人だけではありません。
中学生も、高校生もです。
勉強を始めようと思った瞬間に通知。
5分だけ動画を見るつもりが30分。
気づけば“何も覚えていない時間”だけが過ぎていく。
これは「意志が弱い」のではありません。
人間の脳そのものが、強い刺激に引っ張られるようにできているのです。
昔の人は、現代より賢かったのでしょうか。
実は、そう単純ではありません。
ただ一つ、現代と決定的に違ったものがあります。
それは——
「集中を邪魔される回数」です。
江戸時代には、今ほど大量の情報はありませんでした。
暇な時間も多かった。
ですが、その“暇”こそが、人を鍛えていたのかもしれません。
ぼんやり考える。
同じ動作を繰り返す。
静かに本を読む。
現代では退屈とされる時間の中で、人は思考力や忍耐力を育てていました。
実際、成績が伸びる生徒には共通点があります。
それは、
「長時間勉強する子」ではありません。
“集中が切れるものを遠ざけられる子”です。
スマホを別室に置く。
通知を切る。
机の上を整理する。
勉強する時間を決める。
特別な才能ではありません。
環境を整える力です。
昔の武士たちは、
刀を磨いていました。
現代の子どもたちは、
集中力を磨かなければならない時代なのかもしれません。
情報が多い時代は、
知識量だけでは差がつきません。
どれだけ「考え続けられるか」。
どれだけ「静かな時間」を持てるか。
そこに、本当の学力の差が生まれているように感じます。
もし江戸時代にスマホがあったら。
もしかすると、
歴史に名を残した剣豪たちも——
「おすすめ動画」を見続けて、
稽古をサボっていたのかもしれません。




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