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執筆者の写真播磨塾 進学塾

私立文系について

私立文系の代表的な学部は、法学部、経済学部、商学部、文学部などですが、近年、国際・・・学部やグローバル・・・学部など多様な学部が設置され、学部の数においても人数的にも最も大きな集団です。受験科目については、英語、国語(現文・古文)、地歴・数学(日本史Bか世界史B、もしくは数学ⅠAⅡBでの受験可能)です。但し例外はあります。


【近年の私立文系を取り巻く環境】

一昔前は私立文系は自力での就活が原則でメリットの少ない系統と言われていました。しかし、この10年間、各大学は就職斡旋に力を入れ私立は国公立より面倒見が良いとまで言われるようになりました。これは有名私立大学が主に都市部にあることも関係していると思われます。ここで問題になってきたのが、学生の都市部への集中です。政府は学生の都市部集中にストップをかけるため私立大学定員厳格化(定員をオーバーした大学に対して補助金カット)という措置に出ました。この措置により2016年以降、都市部の中堅以上の私立大学の難易度が年々高くなる一方となったのです。

要するに、有名私立大学のサービスは向上してきたが、定員厳格化のため難化したということです。(2021年度の結果はコロナ禍のため傾向が変わる可能性あり)


【播磨塾内での難関私立大学とは】

このような状況を踏まえ、播磨塾では最難関大学を早稲田、慶応、上智(外国語・英語)、国際基督教大学(ICU)としていおり、続いて、関西では関関同立、関東ではMARCHが難関大学となります。最難関大学の基準は、河合塾模試(播磨塾が提携して実施)で偏差値62.5以上、難関大学は57.5以上としています。


【難関私大入試における傾向の分析と対策の有効性】

私立文系は英、国(現文・古文)、社(日本史B・世界史B)をしっかり勉強しておけば、最難関を含めたほとんどの大学を受験できますので名目の倍率は高くなります。偏差値によるランク分けを先述しましたが、各大学の出題傾向は個性的であり偏差値だけでは説明できない側面があります。文系においては往々にあることなので、次のようなことは驚くことではありません。難関国公立大学志望者が滑り止めに私立を受験したところ滑り止めにならなかったという話です。これは私立対策をしない時に起こり得る現象です。私立文系の問題は個性的と記憶しておきましょう。


【播磨塾における授業内容】

関関同立とMARCHを難関大学と位置付け、河合塾模試偏差値60を目指します。これは旧センター試験における80ポイント(2021年の共通テストにおいてもほぼ同じ値)に当たります。に当たります。最難関大学の早稲田、慶応、上智、ICUは特別クラスとします。偏差値57.5未満とされる大学・学部においては標準私立文系コースとなります。



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