高校生活は、思っているより短い
- 播磨塾 進学塾
- 6月2日
- 読了時間: 3分
高校の勉強量は中学の何倍ですか。
長年塾で生徒たちと接していると、時々そんな質問を受けます。
もちろん正確な数字は分かりません。
三倍という人もいますし、五倍、十倍という人もいます。
ただ、一つだけ確かなことがあります。
高校の三年間は、中学の三年間よりはるかに忙しいということです。
学習内容は難しくなります。
数学は抽象的になり、英語は長文化します。
理科や社会も、単に覚えるだけでは通用しなくなります。
ところが、高校生は勉強だけをしているわけではありません。
部活動があります。
学校行事があります。
友人との時間があります。
恋愛をする人もいるでしょう。
高校生活は、人生の中でも特に密度の濃い三年間です。
だからこそ、不思議なことが起こります。
毎日忙しく過ごしているのに、振り返ると時間だけがあっという間に過ぎているのです。
ついこの前入学したと思っていた生徒が、気が付けば高校二年生になり、そして受験学年になっている。
これは毎年のように見ている光景です。
受験勉強について考える時、私は生徒たちに一つのことを伝えています。
「一度だけ、本気で勉強してみてほしい」
三日でも構いません。
休日でも長期休暇でも構いません。
自分なりに限界まで勉強してみるのです。
すると、多くの生徒が同じ感想を口にします。
「思ったより進まない」
数学の問題集はなかなか終わらない。
英単語は思うほど覚えられない。
長文読解も予想以上に時間がかかる。
勉強というものは、頭の中で考えているよりもずっと時間が必要なのです。
だから受験で本当に大切なのは、能力より先に時間なのかもしれません。
もちろん才能の差はあります。
しかし、それ以上に大きいのは「どれだけ早く現実を知ったか」です。
高校二年生の皆さんには、ぜひ志望大学の過去問を見てほしいと思います。
解く必要はありません。
眺めるだけで十分です。
そこには未来の自分が越えなければならない壁があります。
今は高く見えるかもしれません。
遠く感じるかもしれません。
それでも、その壁の存在を知ることには大きな意味があります。
ゴールを知らずに走る人と、ゴールを知って走る人では、日々の積み重ね方が変わるからです。
高校生活は楽しいものです。
勉強だけをして過ごす必要はありません。
部活動も、友人との時間も、かけがえのない思い出になります。
だからこそ、勉強との両立が大切なのだと思います。
高校三年間は長いようで短い。
それは卒業した人たちが皆口を揃えて言うことです。
そして受験を終えた生徒たちが口を揃えて言うことでもあります。
「もっと早く始めておけばよかった」
その言葉を後になって繰り返さないために。
高校二年生の今、一度だけ未来を見に行ってみてください。
志望校の過去問を開くことは、そのための最も簡単な方法かもしれません。




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