皆さんには皆さんの勉強のやり方というものがあると思います。もちろん、そのやり方というものが分からないから、塾や予備校に通うのです、という反論も理解できます。授業で先生が話していることが100%理解でき、即、問題に取り組んでも満点ばかり、こんな人ばかりなら誰も苦労しませんし、逆に言うと、塾や予備校は不要ということになります。
私の勝手なイメージを申し上げると、授業で大体のことを理解し(80%程度)実際に問題をやってみて、解らないところ、間違ったところを解説を読んだり、質問したりして克服して行く。これが私の考え得る中高生の勉強のサイクルです。
授業で説明を聞いて大体のことは解った、しかし、実際、問題をやってみるとできない、ということはよくあることです。まず、授業を受けている最中に既に気付くことがあると思うのですが、授業中の説明の主旨は解っても、この部分は暗記しなさい、と言われることがあります。特に高校になると。
授業中に暗記できなかった分については、(もちろん、授業中に全てを暗記することは無理な場合がほとんどなのですが)自学しなければなりません。そこで、自習という行為が必要となるのです。この話をこのまま続けると、学校で習ったことをしっかり復習しましょうという説教に近いものになってしまいます。申し上げたいことはそんなことではありません。自習というものはどうしても必要なものです。では、どのような環境(自習室)を望むのか。私は条件が3つあると考えています。集中できる環境、教材(辞書やパソコンを含む)、そして質問できる講師がいることです。
上記の3つの条件を備えた自習室は私個人の理想ですが、播磨塾の自習室はこれまで、この3つを揃えるように気を配ってきました。これはあるいは皆さんの理想とは異なっているかも知れません。今後も播磨塾は、皆さんの求める自習室を追求していきたいと考えています。
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