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授業と自習

執筆者の写真: 播磨塾 進学塾播磨塾 進学塾

最近、有名人H氏が、何故、学校で未だに授業なんかしているのか理解できない、と発言されていました。同調する訳ではありませんが、私も確かに授業の重要性は薄れつつあると思っています。1つ目の理由は最近、ネットでよく編集された動画が発信されていること。二つ目の理由は、実はこちらが大事なのですが、元々、学校で行われている授業の50%は不要と私は考えています。実際、学校で使われている最も難度の高い英文法の教科書で1つの単元を説明すると20分から25分程度で終了します。学校ではこれに相当する説明に50分以上費やしている訳ですから、半分以上は無駄ということになります。残りの時間は各自、自習した方が有効です。(もちろん、真面目に取り組むことが前提ですが)こういったことが常識になりつつあるだと思われます。

   私の考える本当に必要な授業とは、その単元単元の導入部分です。例えば、数学でいうと関数とは何か(中2)化学でいうとモルとは何か(高1)というような定義を明確に強調して説明しくれるような授業。これはいつの時代でも有効なはずです。加えて申し上げると、文系の場合、言葉から定義を推察し難い、あるいはネーミングそのものが相応しくないのではないか、と思われるものがあります。例えば英語の仮定法ですが(中3、高1)、仮定法過去が現在の話であるということは、繰り返し強調されないとなかなか頭に残らないものです。

  上記の理由により私の考える良い講師とは、導入時の根本理論を印象深く説明してくれる講師です。このような講師は質問のあった場合、その質問にも的確に答えてくれます。播磨塾が対面授業に拘るのはこの導入部分の説明と質問(自習時の質問を含めて)にできるだけ早く的確に答えたいからです  。              

   替わって、自習について申しあげます。どんな良い説明を受けても、そして理解したつもりでも、問題を解けなければ意味がありません。そのため自習が必要なのです。

 人の説明を聞いた後、頭を整理したい時、自分で自力で問題を解いてみたい時、自習という学習形態が一番有効であると思われます。

 播磨塾はこの自習のための環境を整えてきました。広いスペース、教材、そして質問に即答できる講師です。そして、これまで播磨塾の自習室の常連となって成績を上げた人は枚挙にいとまがありません。

 播磨塾は、脳裏に残る授業と集中できる自習室を提供し続けます。



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