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執筆者の写真播磨塾 進学塾

学習塾の存在意義

「塾代って、ホンマに無駄やなあー 。 」 というお父さん達の会話をよく耳にします。結論から言うと成績次第です。成績が思うように上がらない場合、学習塾に携わっている者として反論は苦しいものとなります。学習塾側の反論(換言すると言い訳かも知れませんが)として考えられるのは、塾側の提供する授業をしっかり受け、課題をクリアしてくれれば成績は必ず上がります、というような内容でしょう。

 この時、問題になるのは、本人のやる気です。今日では、多様化が進み、一口に学習塾と言っても、様々な形態があります。ですから、この塾に合う合わないと言う議論は当然存在します。しかしながら、根本的な問題は本人のやる気であることは間違いありません。実際、これまで、播磨塾においても、自習室の常連になり、コツコツ勉強し続けた人はほぼ例外なく成績が上がっています。                                                               ここで敢えて申し上げると、この成績の上がった塾生達は最初から成績優秀者だった訳でも、やる気満々の人であった訳でもありません。播磨塾の授業やシステムを理解し有効に活用し自習の重要性を実感し自習室で勉強の習慣を身に付けた人達です。

 長年塾講師として勤務していると、勉強を教えることよりも、生徒達にやる気を出させることの方が難しいと思うことがしばしばあります。学習方法そのものには正解と確信を持っているもの、ノウハウとなるものがはっきりと存在します。正直なところ、上述の自習室の成功者達にたいして、塾として最初から成功するという確信があった訳ではありません。人間には個性があり、各生徒に対して対応は様々でなければなりません。試験の模範解答のようなものが最初から用意されている訳ではないのです。播磨塾は、これからも、このやる気の問題について当然のことながら、逃げずに答えを探し求め、コミットして行きます。



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