受験とは点の取り合いです。ですから、配点の大きい科目から勉強するのが合理的と言えます。この観点からすると、私立文系、国立文系、国立理系の順で社会科の配点が高く、私立理系の人にとっては例外を除いて、無縁の科目となります。
それぞれの科目にかかる労力のことについても議論があります。例えば、地歴だけを例にとると、世界史が100の労力とすると、日本史は90、地理は70とよく言われます。これは私個人の感想とは少し違います。どう違うのかはこの際述べません。人によって好き嫌いや得手不得手があるのは事実です。ですから、この労力比は一つの指標でしかないと私は考えています。
他の科目との絡みも重要です。世界史は確かに手間がかかりますが、他の科目との関連が多くあります。日本史、地理の民族、そして国語ですね。日本史は古文です。そして、単刀直入にいうと、国語の語彙を増やすのに歴史と言う科目は欠かせません。
最後に申し上げたいのは、社会という教科、現役合格できるかどうかを大きく左右します。
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