top of page

なぜ夜中に“急に将来が不安”になるのか

夜になると、急に不安になることがあります。


昼間は普通に過ごしていたのに、

布団に入った瞬間、


「このままで大丈夫なのかな」


と考え始める。


勉強。

進路。

受験。

将来。

人間関係。


昼間は気にならなかったことまで、

なぜか夜になると大きく感じてしまう。


これは中学生でも、高校生でも、大人でも起こります。


実は、

少しだけ“脳の仕組み”が関係しています。


夜になると、人は自然と静かになります。


周囲の音も減り、

スマホを見る時間も増え、

一人で考える時間が長くなる。

すると脳は、“未来”について考え始めます。


ですが未来というものは、

まだ存在しません。


見えないものです。


だから人間の脳は、

空白を不安で埋めようとします。


例えば——


「第一志望に落ちたらどうしよう」


まだ結果も出ていないのに、

脳は勝手に“悪い未来”を想像します。


しかも夜は、

昼より少しネガティブに考えやすいと言われています。


疲れもあります。


脳のエネルギーも減っています。


すると、

普段なら気にしないことまで重く感じてしまう。


だから、

夜に不安になること自体は、

実はそんなに特別なことではありません。


問題なのは、

“不安を考え続けること”です。


人間の脳は、

答えのない問題を延々と考えてしまいます。


そして、

考えれば考えるほど、

さらに不安になります。


では、どうすればいいのでしょうか。


大切なのは、

「将来全体」を考えすぎないことです。


将来は大きすぎます。


中学生や高校生が、

人生全部を完璧に見通せるはずがありません。


だからまずは、


  • 明日の英単語を覚える

  • 学校の提出物を出す

  • 30分だけ集中する


そのくらい小さくていい。


不思議なことに、

人は“行動している時”、

不安が少し弱くなります。


逆に、

止まって考え続けると、

不安は大きくなりやすい。


だから勉強とは、

単に知識を増やすだけではなく、


「未来への不安に飲み込まれないための行動」


なのかもしれません。


昔の人も、

きっと同じだったと思います。


戦国時代の武士も。

受験のない時代の若者も。

大人たちも。


みんな、

見えない未来を少し怖がりながら生きていた。


夜に不安になるのは、

真剣に生きている証拠でもあります。


だから必要以上に、

「自分は弱い」と思わなくていい。


未来は、

“考え続けた人”ではなく、


“少しずつ進み続けた人”の前で、

少しずつ形になっていくものなのだと思います。


 
 
 

コメント


079-227-3191

  • Facebook
  • Twitter

©2020 by 播磨塾

bottom of page