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「才能がない」と思ったとき、読んでほしい話― 一人ひとりの可能性を信じる理由 ―

「先生、僕には才能がないんです。」

― 28年間、生徒を見続けてきた私が思うこと ―


「先生、僕には才能がないんです。」


この言葉を、私は何度聞いてきたでしょう。


受験生と向き合っていると、成績が伸び悩んでいる生徒ほど、自分をそう評価してしまいます。


「数学は向いていません。」


「英語は覚えられません。」


「もっと頭が良ければよかった。」


その気持ちは、痛いほど分かります。


テストの点数は残酷です。


努力したつもりでも結果が出なければ、「自分には才能がない」と思ってしまうのも無理はありません。


しかし、私はその言葉を聞くたびに、同じことを思います。


「まだ、自分の伸び方を知らないだけではないだろうか。」


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不思議なくらい、毎年同じことが起こります


毎年のように、


「絶対に無理です。」


と言って入塾してくる生徒がいます。


最初は質問することさえ遠慮し、問題が解けないとすぐに諦めてしまう。


ところが数か月後には、自分から質問をし、間違えた問題を分析し、


「次はこうやって解いてみます。」


と話すようになります。


成績が伸びる生徒に共通しているのは、頭の良さではありません。


「できない理由」を考える習慣が身についたことです。


もちろん、全員が同じように伸びるわけではありません。


しかし、「才能がないから伸びなかった」と感じた生徒は、一人もいません。


伸びるきっかけは、いつも「学び方」が変わった瞬間でした。


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科学も、それを裏付けています


私がこれまで多くの生徒を見てきて感じてきたことは、教育心理学の研究とも重なります。


スタンフォード大学の心理学者、キャロル・ドゥエック教授は、「能力は努力や工夫によって伸ばせる」と考える人ほど、失敗を学びに変え、成長しやすい傾向があることを示しました。


もちろん、「伸びると信じれば成績が上がる」という単純な話ではありません。


大切なのは、「どうすればもっと良くなるか」を考え続けることです。


受験勉強でも同じです。


ただ問題を解くだけではなく、


なぜ間違えたのか。


なぜその答えになるのか。


次はどうすれば解けるのか。


この振り返りを繰り返した生徒ほど、大きく成績を伸ばしていきます。


私はこれまで、その姿を何度も見てきました。


だから、「能力は伸ばせる」という言葉は、理想論ではなく、現場で何度も確かめてきた実感でもあるのです。


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私が「才能」という言葉をあまり使わない理由


もちろん、生まれ持った個性や得意・不得意はあります。


だから、「才能は関係ない」と言うつもりはありません。


しかし、受験の結果を見ていると、それ以上に大きな違いを生むものがあります。


それは、「毎日の学び方」です。


これまで、最初は思うように点数が取れなかった生徒が、勉強の進め方を見直し、自分で考える習慣を身につけたことで、大きく成績を伸ばしていく姿を何度も見てきました。


一方で、もともと高い学力を持ちながら、努力の方向性を見失い、本来の力を発揮できなかった生徒もいました。


その違いは、頭の良さではありません。


毎日の勉強を振り返り、少しずつ改善し続けられたかどうかです。


だから私は、生徒を「頭が良い」「悪い」で見ることはありません。


「どこでつまずいているのだろう。」


「どうすれば、自分の力で前に進めるようになるだろう。」


いつも考えているのは、そのことだけです。


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播磨塾が教えたいのは、答えではありません


答えを知ることは、勉強ではありません。


本当の勉強とは、


「なぜその答えになるのか。」


を考え続けることです。


インターネットで検索すれば、答えはいくらでも見つかる時代になりました。


だからこそ、これからの時代に必要なのは、「答えを知っている人」ではなく、「答えにたどり着くまでの考え方を身につけた人」です。


播磨塾では、問題の解き方だけを教えることはありません。


「なぜそう考えたのか。」


「なぜ間違えたのか。」


「次はどう考えれば解けるのか。」


その過程を、生徒と一緒に考えます。


答えを覚えるのではなく、自分で考えられる力を育てること。


それが、私たちが最も大切にしている教育です。


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あなたの未来は、今日の学び方で変わる


もし今、


「自分には才能がない。」


そう思っているなら、一つだけ伝えたいことがあります。


その結論を出すのは、まだ早い。


私は28年間、多くの生徒たちの成長を見届けてきました。


だからこそ、今でも自信を持って言えます。


才能だけで未来は決まりません。


毎日の学び方が変われば、人は想像以上に成長します。


今日の一問。


今日の復習。


今日の「なぜ間違えたのか」という振り返り。


その積み重ねが、半年後、一年後のあなたをつくります。


受験は、才能を証明する場所ではありません。


自分の可能性を信じ、昨日の自分より一歩前へ進み続ける人が、最後には志望校合格をつかみます。


私はこれからも、その可能性を信じ、一人ひとりの志望校合格まで伴走し続けます。


 
 
 

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